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■播州・灘のけんか祭りと桟敷料理 | ||||||||||
播州地方の「灘のけんかまつり」は、今や全国的に知られる勇壮な祭り。毎年10月14日から16日に行われる。各家々では、親戚、縁者、取引先の人々を祭り見物に招く。この三日間は山海の珍味で接待する。 | ||||||||||
本宮と呼ばれる15日、屋台を練り、激しくぶつかり合う御輿のさまを、桟敷(さじき)と呼ばれる段々畑の上から見物する。ここでの食事が「桟敷料理」と呼ばれる。 料理は運びやすいように五重の重箱に詰めこまれる。 |
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◇上から一、二段目は酒肴料理 わたりがに、くるまえび、あしあかえび、たこ、しゃこ、はまち、いか、まつたけ、 蒲鉾類。すべて煮物にし、火を通したものが使われる。 |
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◇三段目は煮しめ料理 しいたけ、こんにゃく、高野豆腐、れんこん、ごぼう、にんじん、こいも、卵のだし まき、だて巻き、 |
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◇四段目 あなご、えび、かに、このしろ、しゃこなどのにぎりずし。 |
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◇五段目 黒煎り胡麻のにぎりごはん、かき、りんご、みかん |
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◇さば・このしろのなれずし(行事食) 塩をした小型のさばやこのしろを使ったなれずしが昔から好まれている。秋祭りには欠かせないごちそうの一つとなっている。なれずしと言っても、長期保存はせず、押しずしに近いものである。 |
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姫路を中心とする播磨の伝統料理、郷土料理 なんどごと料理 |
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