■伝統料理「なんどごと料理」の特徴

□「なんどごと」料理
何か特別なことがあるときの料理。晴れ食・行事食。
◇特別な行事、晴れの日以外は毎日麦飯であった。正月や祭り、祝い事、来客の場合には白飯が炊かれる。祝いごとの内容によっては、ただ米に少しの餅米と小豆を入れて炊いた赤飯、餅米を蒸して小豆を加えたおこわや、餅米に黒豆の入った白蒸しをつくる。



◇なんどごと(何か特別なこと)があるとき、特に晴れの日にはおすしをつくる。のり巻きずし、ばらずし(混ぜずし)、揚げずし(いなりずし)などである。運動会にもこれらのすしを持っていく。


◇家族単位の「なんどごと」の行事食に一つに混ぜごはんがある。大根、にんじん、ゴボウ、こいもなど、季節の野菜をきざんでたくさん入れ、醤油味にする。別名「かやくごはん」とも言う。そら豆の入ったごはんなどもある。        


◇ばらずし(晴れ食・行事食)
すしごはんに、一定の大きさにきざんで味を付けた具を混ぜ合わせたすし。別名「混ぜずし」とも言われる。適当なねばりとぱらつきがさらにおいしさを感じさせるので、米は良質のふさわしいものが選ばれる。御飯は、みずかげんをひかえめにたき、よく蒸らしてから酢と塩と砂糖を混ぜる。具には、こんにゃくやちくわ、こうや、にんじん、ゴボウなどを使う。同じ大きさに切り、それぞれ醤油や砂糖などで味を付け汁気を切っておく。季節によっては、いんげんやさやえんどうなどを青ゆでにして彩りをよくする。ばらずしを器に盛り、上に錦糸卵や紅生姜を散らす。「なんどごと」にはよく使われる。


◇おこわ
嫁入りをはじめ祝い事によくつくる


・その他・・・・・・煮豆、炒り豆、きな粉、もろみ
・特徴的な食べ物・・干し大根の料理(たこ干し)、かんぴょう、川魚の料理
・食生活の類型・・・米麦型



























































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